粘土質の地盤や高梁川の豊富な水量に恵まれ、レンコン栽培に適している倉敷市連島地区。特産の「連島レンコン」は色白で、シャキシャキ感だけでなく肉質が軟らかく、粘りがあるのが特徴です。良質な粘土質の水田で栽培され、９月ごろから翌年の５月ごろまで出荷。地中から頭を出している芽を目印に泥に埋まりながら専用のクワで掘り出していく収穫作業は重労働ですが、お客様からの「おいしい」が元気を与えてくれるそうです。

岡山県東備地域の特産品の１つであるスナップエンドウ。サヤエンドウの一種で、肉厚なサヤは甘みがあり、さっと茹でるだけで簡単に食べられるとあって年々消費が伸びています。和気町、赤磐市の農家が露地栽培し、５、６月に出荷。収穫は１つ１つ手で摘み取るため手間がかかり、栽培面積にも限界があるとのことですが、東備地区ではハウスでの促成栽培が試験導入されて徐々に広がっており、端境期をねらった出荷も期待できそうです。

岡山県有数のカキ産地として知られる浅口市・寄島漁港。地元の魚市場では寄島近海の地魚をはじめ、瀬戸内海で水揚げされた多種、大量の魚介類を能率的、衛生的に集荷しています。担当者が常に意識しているのは、いかに魚介類の鮮度を落とすことなく、安定的にお客様に流通させられるかどうかです。バイヤーとの信頼関係が築けているからこそ、スムーズな取り引きができ、多くのお客様に新鮮でおいしいお魚を届けられています。

岡山県の山桜の原木を燃やし、ソーセージは２時間、ベーコンは10時間かけてじっくりとスモークしており、食材本来の旨みを存分に引き出すことに成功。ソーセージは油をひかずに焼き、ベーコンは煮込み料理におすすめです。